2017年5月14日日曜日

クロスカブのプチ改造とメンテナンス

東北から帰ってきて1週間通勤使用したカブだが、やはりおかしい。
アイドリングが低く、もう一つ力が無いような気がする。やっと息してるって感じ。

16000も振ってあるようなタコでアイドリングが何回転低いとは言い切れないんだが。
で、思い当たるところが2つ。
一つ目。エアクリーナー。
新旧
先人たちの例にならってエアクリカバーに吸入空気量を増量するための穴を開けてある。雨対策してないままあの雨の中を走ってきた。水を含んでいるかもしれない、25000㎞超えたんで交換してみよう。

カブのエアの導線はかなり複雑。
後ろ向きのエア取り入れ口から上部の空間で濾紙の前にエアを取り入れる
濾紙を通ったエアはひん曲がったダクトを通ってEgへ
消音のためだと思うが、かなりの抵抗になっていそうだ。そこで今回はエアクリーナーの後ろの金網を取ってみる。コマかい網と大きな網の二重構造。
左が濾紙の後ろに付いている
大きな網をカットして付けた。
この金網は何のために付いてる?
全部取ってしまおうかとも思ったが、濾紙変形の補助機能もあるのか? 細かい網だけ濾紙の保険でグルーガンで取り付け。
あのひん曲がったダクトも切ってしまおうかとも思ったが、吸入音が大きくなるのは嫌なので今回は我慢した。
ネット検索すると、この濾紙をデイトナなどの抵抗の少ないものに取り換える例がいくつかあったが、濾過性能は落としなくなかった。逆に、この抵抗になりそうな金網を取ったという情報は見つからない。どうなんだろう。

二つ目。

ブローバイガスの導線にワンウェイバルブを取り付けてある。大気開放はせず一応エアクリに戻している。下向きホースはオイルキャッチタンクの代わりなんだが、オイルより水が溜まる。エアクリの水溜まりにも水が溜まるが、それ以上の量だ。たまに抜いてる。
で、このワンウェイバルブは結構乳化した油分で動きが悪くなる。詰まるとクランクケース内の圧力の逃げ場がなくなるので最悪ガスケットが吹き抜けるかもしれない。
冬は特に乳化しやすい。今回清掃する。

で試乗。燃調補正のため50㎞ほど乗ってみる。
アイドリングの状態は元に戻った。若返った感じでアクセルの付きもいい。8000rpmまで回して乗れる。これでしばらく様子見。

その他のメンテ。
東北に行く前にオイルを変えたが、1700㎞乗ったんで交換した。真っ黒。ていうか、量が少ないせいかいつ抜いても真っ黒なわけだが。

減速時にガーとかゴーとかいう、変な音がしていた。たぶんチェーンだ。
で、ワコーズのチェーンクリーナーが余っていたのでクリーニング。
おぉ~、コマの動きが良くなったのでチェーンの遊びが大きくなった。チェーンカバーがあるからって安心してちゃダメってことだな。給油して張り調整。タイヤがスムースに回るようになった。


Rタイヤ、いよいよもって終わり。前回交換から8100㎞。東北へ行って一気に終わってしまった。次のタイヤを決めなくては。
イノウエ 3R





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